いつもなんか天気が悪い

世界一意識低いけど、自意識は人一倍

特技:トイレの電気を消す

 

「トイレの電気がいつの間にか消えている」という感覚がある。トイレに入り、用を足し、トイレを出て、手を洗っている時にふと「あれ、電気消したっけ」と思って振り返ることがよくある。それが不思議なことに100%電気が消えている。逆に「あれ、電気消したっけ」と思った時に電気が消えていなかったことがない。というか「あれ、電気消したっけ」という確認の有無に関わらず、トイレの電気がつけっぱなしになっていたことは多分ない。

どうしてトイレの電気はいつの間にか消えているのであろうか。たぶん、あまりに無意識にトイレの電気を消しているんだろう。電気を消した直後に「あれ、電気消したっけ」と思っているのだから、身体にも意識にも「トイレの電気を消した」という行為の証跡が一つも刻まれていないということになる。あまりにナチュラルすぎる。このナチュラル具合を例えると、まばたきをいつしているか、歩く際に右足と左足を交互に動かすことを意識しているか、呼吸は、心臓は、、などと続いていく。このレベルの線上の末端に「トイレを出る時に電気を消す」という行為が入ってきている。反射の域になっている。意識をしなくても身体が勝手に覚えている。

何かの道を極めた人が「感覚」で神業を行っている。意識なんてものは必要がない。もはやそんなものは外にやっておくほうがよい。高度に道を極めた玄人にとって、意識など邪魔者に他ならない。たまたま私にとっての「その道」が「トイレの電気を消す」に一点集中していた。これは幸なのか不幸なのか。SDGs的には普通にアリだと思うけど。